体温と熱中症の関係

熱中症と私たちの体の体温調節する機能は密接な関係があります。つまり体温調節ができなることが原因となり、熱中症にかかってしまうのです。

外へ出て、直射日光が照り付け気温が上がることで、私たちは「熱中症に注意しよう」と思うことはありますが、熱中症はそれだけではなく、実は「室内」でも「気温がそこまで高くない」状態でも起こることがあるのです。

☆体温調節の機能について
私たちの体の体温調節は主に2種類の方法があると言われています。
・皮膚の表面の温度を上げることにより、皮膚から外気中に熱の放出を行う方法
・汗をかくことにより、気化熱を利用して熱を下げる方法

上記2種類の体温調節の機能があるのですが、外気が体温よりも高い温度になると、体温を上げて皮膚の表面からの熱の放出がうまくいかなくなります。
また、湿度の高い状態では、汗が蒸発しないため、汗による気化熱での体温調節ができなくなります。

このような状態になると、体は体温調節ができなくなり、体には熱がこもり体温はどんどん上昇していきます。
こうして、体に不調をきたし、熱中症へと繋がっていくのです。

ですから、「屋根があるから大丈夫」、「室内にいるから大丈夫」というのは大きな間違いで、体温よりも気温が高く、湿度も高い状態なら、室内でも十分に熱中症は起こりうるのです。

熱中症の初期の状態では、ついつい症状を見落としがちですが、少し気分が悪くなったり、不安に思うことがあれば、こまめに水分補給や温度の調節、休息などをとり、熱中症の予防をすることも大切です。