水分不足と熱中症の関係

熱中症になると、真っ先に気を付けなくてはいけないのは、体の水分不足による脱水症状です。汗を沢山かいたときなどは、体の中の水分の他にも塩分も不足している状態です。
体が水分不足になることで、熱けいれんを起こしたり、めまいや頭痛、嘔吐など、体に不調をきたします。

☆体の水分不足になるメカニズム
体の体温調節には、皮膚の表面の温度を上げることにより、皮膚から外気中に熱の放出を行う方法、・汗をかくことにより、気化熱を利用して熱を下げる方法の主に2種類があると言われています。
ただ、外気が体温よりも高い温度になると、体温を上げて皮膚の表面からの熱の放出ができなくなってしまい、汗のみの体温調節に頼ることになります。
このため、血液中の水分や塩分が減り、血流が悪くなるため、熱を逃がす機能や体の機能が低下し、めまい、立ちくらみ、脱力、疲労、頭痛、吐き気や嘔吐などの症状が起こります。
また、大量に汗をかいた後に水分補給のみを行うと、血液中の塩分の濃度だけが低くなり、手足腹部などにけいれんを引き起こすこともあります。
そして、そのまま放置することは、熱中症へ症状が移行したり、既に熱中症の軽い症状が出ている場合は重症化する恐れもあるので、適切な対応が必要となります。

☆こまめに水分補給をすることが大切
水分補給は喉が渇いた時に一気に行うのではなく、回数を分けこまめに行うのが効果的です。(一度に200ml程度)スポーツドリンクやイオンウォーターなど、水分だけではなく塩分の補給も忘れないようにしましょう。また、コーヒー、緑茶、ビールなどは、利尿作用があるので、水分補給時には控えましょう。