室内での熱中症

最近、巷では「クールビズ」だとか「節電」が叫ばれていますよね。節電するのは大変良いことだとは思いますが、真夏の暑い部屋で「我慢」して暑さに耐えるというのは果たしていかがなものでしょうか。

実はかなり、お年寄りにはこの傾向が強いのだそうです。

「熱中症は外でなるもの」そう思ってしまいがちですが、実は違います。熱中症は、「温度」の他にも「湿度」にも関係があり、室内にいても熱中症にかかることも十分に有り得るのです。

★どうして室内で熱中症になるのか?
みなさんは熱中症のメカニズムをご存じでしょうか。
熱中症は、体に溜まった熱を外に発散できないため、体内の温度が上がってしまうことから引き起こされます。私たちは通常、皮膚の表面から熱を放出したり、汗による気化熱で体温の調節をしています。
しかし、外気温が体温より高くなると、皮膚の表面から体の熱を放出することができなくなり、汗の気化熱による体温調節に頼ることになるのです。

しかし、外気の湿度が高かったら・・・?

汗はもちろん蒸発しなくなってしまいます。そうなると放出されるべき熱が体にこもってしまい、体温がどんどん上昇し熱中症を引き起こすことになります。ですから、「高温・多湿」の場合は室内でも熱中症になってしまうのです。

一般的に湿度は75%を超えると室内でも熱中症になると言われています。この場合が気温はさほど関係がなく、それほどに外気温が高くなくても熱中症にかかりやすくなります。