熱中症予防にお勧めの食べ物

気温が高くなると体は汗の気化熱により体温調節を行うために汗を多くかきます。

このとき、水分補給をおこなわないと、血液中の水分や塩分が減り、血流が悪くなるため、熱を逃がす機能や体の機能が低下し、めまい、立ちくらみ、脱力、疲労・・・といった様々な症状を引き起こします。

ですから、熱中症予防をするためには、水分だけではなくスポーツドリンクやイオンウォーターなど、塩分の補給もすることが大切です。

また、その他、食べ物でも熱中症の予防ができる成分をご紹介します。

☆カリウム
カリウムはナトリウムと共に血圧を調整する働きをもっています。
通常の食事をしていれば、意識しなくても摂取できる栄養素ですが、暑い場所にいたりスポーツなどで汗を多くかくと、カリウムは汗と一緒に体外へ出てしまいます。
こういったことが熱中症や夏バテなどの原因となりますので注意しましょう。

アルコールやコーヒーを飲む人もカリウムが欠乏しやすいので注意が必要です。カリウムは主に、野菜、芋類、豆類、海藻、魚介類などに多く含まれています。

・カリウムを多く含む食べ物
野菜類・・・パセリ、茹でた枝豆、ニンニク、唐辛子、ほうれん草、かぼちゃ
芋類・・・山芋、じゃがいも、さつまいも
豆類類・・・大豆、グリンピース、ナッツ類
海藻・類魚介類・・・こんぶ、海苔、するめ、かつおぶし、わかめ

☆クエン酸
クエン酸は、レモン、グレープフルーツ、梅干し、酢などに含まれている「酸っぱい成分」です。
クエン酸には、疲労の要因となる乳酸の発生を抑え疲労回復や健康増進させてくれる働きや、代謝をスムーズにする働きがあります。

 ・クエン酸を多く含む食べ物
レモン、グレープフルーツ、オレンジなどの柑橘類、いちご、キウイ、リンゴ、梅干し、酢

☆ビタミンB1
ビタミンB群は、基礎代謝に必要となる筋肉やエネルギーに必要な、タンパク質やアミノ酸、脂肪酸に、摂取した食品を変換させる手助けをする栄養素です。特にビタミンB1は糖をエネルギーとして変換する働きをします。食欲がないときなども、消化液の分泌を良くしてくれる効果や、神経調節の効果もあります。

ビタミンB1が不足すると、、乳酸などの疲労物質が体にたまりエネルギーの代謝が悪化します。このことから疲れが出たり、食欲不振などが起こり体が疲れやすくなるため、熱中症や夏バテの原因ともなります。

・ビタミンB1を多く含む食品
ビタミンB1・・・豚肉、うなぎ、玄米、うなぎ(かば焼)、たらこ、きな粉等

☆アリシン
ビタミンB1の吸収を助ける働きをする栄養素です。また新陳代謝を活発にしたり、慢性疲労や筋肉疲労の回復などの効果もあります。また、風邪の予防や夏バテの予防にもなります。上記のビタミンB1と一緒に取りたい栄養素ですね。アリシンは水溶性のため熱に弱いことから、加熱せず生で食べるのがオススメです。

 ・アリシンを多く含む食品
玉ねぎ、ニンニク、ニラ、ネギ、らっきょう等

これらの食べ物を意識して摂ることも大切ですが、何よりも大切なのはバランスの良い食事を心がけることです。また、食事とともに規則正しい生活も熱中症予防には大切です。

食事には、旬の野菜などを入れみたり、上記の栄養素などを組み合わせながらメニューを作り、熱中症に強い体作りをしていきましょう。