熱射病

熱射病とはどのような状態になることなのか紹介していきます。

熱中症は、熱失神、熱疲労(熱ひはい)、熱けいれん、熱射病の大きく4つに分類されますが、中でも一番重度とされるのが、「熱射病」です。
熱疲労が進行すると、発汗ができなくなり、体に熱がこもるため、体温が40度以上に上昇をします。

めまいや吐き気、ショック症状、意識障害などの症状が表れ、重度の場合は命を落とす危険も伴います。医療機関にて素早く適切な処置が必要となります。

☆原因
熱射病は、外気温が高すぎると発汗での体温の調節が間に合わなくなり、熱が体にこもるために起こります。重症化すると死に至る危険もあります。

☆症状
体温は上昇し、40度以上の高熱が出ます。高熱にも関わらず汗をかいていないのが特徴です。
顔面蒼白、吐き気、めまい、頭痛、けいれん、ショック症状、意識障害、こん睡などの症状を伴います。

☆対処法
熱射病の場合は、ただちに救急車で医療機関へ運びます。重度の場合は命に関わりますので、安易な判断はせず、速やかに対応しましょう。
救急車が来るまでは、涼しい場所に移動させ、足を高めにして寝かせたり、意識がはっきりしているようなら、イオンウォーターなどで水分の補給をさせます。
また、体温を下げるために濡れたタオルなどを、首の後ろ、脇の下、足の付け根などに当て冷やします。

☆予防
前項でご紹介した「熱疲労」をそのままにしておくと「熱射病」を引き起こします。
高温多湿により体の不調を感じたらそのままにせず、通気や温度を調節したり、涼しい場所で体を休めて、こまめに水分補給を行いましょう。